先日のNさんのレッスンの記録です。

現在Nさんは、レッスンの中で音源制作(カバー・オリジナル)に力を入れています。
今回は、昭和を代表する名曲「セーラー服と機関銃」(1981年、薬師丸ひろ子さんの歌唱で大ヒット)
のカバー作品を制作しました。
アレンジはダンス的なリズムとヘビーなギターサウンドを組み合わせた現代的なテイストで、
ギターはもちろん、ベースの演奏部分、構成、編曲はすべてNさん自身が担当しました。
打ち込みやミックスなどの工程はレッスンの中で私が担当し、二人三脚で作品を仕上げていきました。
Nさんはこれまで、基礎的なギターの弾き方をはじめ、音楽理論や作曲、アレンジなどをじっくりと時間をかけて積み上げてきました。
ここ数年で学んできた知識と技術を活かし、今は作品制作を中心としたレッスンに移行しています。
今回で4作品目となり、回を重ねるごとに確かな成長が感じられます。
演奏面では、なんと私の動画を参考にして、プレイの内容だけでなく手の動きや体の使い方といったアクション面も研究してくれたとのことで、表現力にも進化が見られました。
音楽制作やレコーディング、撮影といったプロセスは、自分自身を客観的に見つめる貴重な機会になります。
こうした取り組みを長期的に続けていくことで、大きな飛躍につながっていきますし、何より充実した時間と達成感を与えてくれます。
今回も大学時代の軽音部のご友人が参加してくださいました。
今回は、ご自身で録音した音源データを送っていただいたものを基に編集を行い、撮影はスタジオに来ていただいて実施しました。
チームワークも非常に良く、とても素晴らしい作品に仕上がりました。
日々、ギタリストとしてだけでなく、音楽家として成長するNさんが、次回はどんな作品が生まれるのか、今からとても楽しみです
DAIJI OMATA

ギタリスト、音楽プロデューサー。
13歳でギターをはじめ、作詞作曲編曲を開始。
以後、バンド活動を経て、ギタリスト、音楽プロデューサー、作編曲家などの現役プロミュージシャンとして活動中。
東京都八王子市みなみ野にて、音楽教室を運営。
めじろ台・相原・片倉・北野・城山・鑓水・高尾・西八王子・橋本・相模原から通いやすい個人レッスンの教室です。
