Danger Zone のギターソロを通して、表現技法に触れていくステップ

もう少しで、レッスン1年目を迎える先日のMさんのレッスンでは、
Kenny Loggins の代表曲「Danger Zone」のギターソロに新しく挑戦していきました。
映画の雰囲気そのままに、力強さとスピード感があるソロで、ロックギターらしい魅力がぎゅっと詰まっています。

レッスンでギターを弾く男性生徒

今回取り組んだパートには、チョーキングをはじめとした表現技法が多く含まれています。
今までのストローク中心のプレイとは感覚が大きく異なり、最初は指先の動きが不自然に思えるかもしれません。
それでも、これまで積み重ねてきたリズムやフォームは確かな基盤になっているので、そこに新しい動きを少しずつ重ねるイメージで練習していくのが大切です。

チョーキングは、単に弦を引き上げるだけではなく、音程をしっかり狙ってコントロールすることが重要になります。力任せでは音が不安定になりやすいため、腕全体の支えと指先の繊細な感覚が必要です。
最初はうまく音が合わなくても問題ありません。何度も往復しながら、少しずつ “身体が音程を覚える” 状態に近づけていきましょう。

レッスンでギターを弾く男性生徒

また、ソロ全体を通して、フレーズのつながりを滑らかにしていくこともポイントです。
単発のテクニックとしてではなく、曲の流れの中で自然に響くように、丁寧に積み重ねていくことが最終的な完成度につながります。

レッスンでギターを弾く男性生徒

今までコツコツと努力されてきたストローク練習で培ってきた安定感を活かしつつ、
新しい技術を身体に馴染ませていく段階です。
無理なく続ければ、必ず音の余裕や表現の幅が広がっていきます。
これからの変化がとても楽しみです

DAIJI OMATA

講師の笑顔の写真

ギタリスト、音楽プロデューサー。

13歳でギターをはじめ、作詞作曲編曲を開始。

以後、バンド活動を経て、ギタリスト、音楽プロデューサー、作編曲家などの現役プロミュージシャンとして活動中。

東京都八王子市みなみ野にて、音楽教室を運営。
めじろ台・相原・片倉・北野・城山・鑓水・高尾・西八王子・橋本・相模原から通いやすい個人レッスンの教室です。

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