日頃から、音楽制作を中心にレッスンに取り組まれているNさん。
現在はカバー曲の音源制作を進めており、演奏だけでなく、
アレンジや構成、各パートの役割まで考えながら、ひとつの作品として仕上げていくレッスンを行っています。

先日、Nさんが指を怪我されてしまい、当初予定していたベースレコーディングをご本人が行うことが難しくなってしまいました。
そこで今回は、私が代打としてベース演奏に参加させていただく形になりました。

とはいえ、ただ私が弾いたわけではありません。
ベースフレーズは、Nさんご自身が作り、TAB譜としても制作してきてくださいました。

レッスン当日は、Nさんがプロデューサーのような立場で、フレーズの方向性やニュアンスを確認しながら、ディレクションをしてくださいました。
この形がとても素晴らしいと感じました。
演奏する人が変わったとしても、楽曲全体を見ながら「どういうベースが必要なのか」「この曲にはどのような動きが合うのか」を考え、具体的に指示できるというのは、音楽制作において非常に大切な力です。
Nさんのレッスンも、今年で9年目に入りました。
長年ギターに取り組まれてきた中で、演奏力だけでなく、ミュージシャンとして楽曲全体を捉える視点もさらに深まり、各楽器の役割や曲全体の構成を意識した音楽制作に取り組まれています。

ギターだけに留まらず、ベース、ドラム、ボーカル、全体の構成や音の重なりまで意識しながら、楽曲を客観的に捉えて制作に向き合われている姿が、とても印象的でした。
特に今回のように、自分が直接演奏できない状況でも、フレーズを作り、譜面に起こし、現場でディレクションするという流れは、まさに制作側の視点そのものです。
ギタリストとしての成長に加えて、音楽を俯瞰して組み立てていく力が育っていることを強く感じるレッスンでした。
今後は音源の完成に加えて、動画制作も予定されています。
ひとつの作品としてどのように仕上がっていくのか、完成がとても楽しみです。
DAIJI OMATA

ギタリスト、音楽プロデューサー。
13歳でギターをはじめ、作詞作曲編曲を開始。
以後、バンド活動を経て、ギタリスト、音楽プロデューサー、作編曲家などの現役プロミュージシャンとして活動中。
東京都八王子市みなみ野にて、音楽教室を運営。
めじろ台・相原・片倉・北野・城山・鑓水・高尾・西八王子・橋本・相模原から通いやすい個人レッスンの教室です。


